ひなたファーム月誌

東京から"月一農業"にチャレンジ!  長野県小諸市にある、標高900mの山の畑「ひなたファーム」の記録です。

3月:はじめての味噌作り。

2012年3月17日(土)〜23日(日)、2012年はじめての訪問です。
今年ははじめてのお味噌作りにチャレンジ!
冬の畑見学、お味噌作り、陶芸と、畑作業はなくとも、総勢22名で、にぎやかなもりだくさんのツアーとなりました。

まずはお味噌作り!
いつもお世話になっている、ひなたファームのオーナー、民宿「青雲館」の玄関先で作ります。
味噌作りの手順を写真で追って振り返ってみましょう^O^

1、まず大豆を煮ます。
前日から大豆をほとばしておき(水につけておき)、青雲館にある、昔ながらの大釜でふっくらと煮ました。

2、大豆を潰します。今回は大量なので味噌摺機(みそずりき)という機械を使いました。少量なら手でも潰せますね。

3、潰した大豆をひろげて、均一になるように混ぜます。気持ちいい触感・・・


4、塩と麹をはかり、よく混ぜます。


5、大豆に塩、麹を加え、よく混ぜます。
しっかり、捏ねるようにまぜるのがポイント。麹菌が全体に混ざり、元気に発酵しますように・・・

6、しっかり捏ねたら、味噌玉を作ります。片手に乗るくらいの大きさです。

7、味噌玉を、青雲館の味噌蔵へ。築およそ120年の青雲館には、今でも味噌蔵があり、薄暗くてひんやりしています。


叩き付けるように、瓶の中へ。余分な空気を抜くためです。

熟成へ、、、出来上がりは、10月頃とのこと。
もちろん、2年、3年と熟成させると、味が変わっていくそうです。
ひなたファーム発のお味噌、どんな味になるのか楽しみですね!
10月のツアーではみんなで味噌をつかってお料理したいと思います!


→→→陶芸の記事に続きます☆


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今回お味噌作りの指導をしてもらったのは、「味工房こもろすみれ」の小山さん。
農村に住む女性が運営し、地元農産物を利用した加工品を作る加工所を経営しています。
麹も、こもろすみれの手作り麹。
大豆は、ひなたファームのある糠地地区の、小田中市雄さんからわけていただきました。