ひなたファーム月誌

東京から"月一農業"にチャレンジ!  長野県小諸市にある、標高900mの山の畑「ひなたファーム」の記録です。

2年目の春、種蒔き始め

4月30日(土)ー5月1日(日)に9名で13回目の畑訪問に行って来ました。
久しぶりのドライブの往路に見える景色もぐっと春めき、やわらかい新緑が美しい季節です。


今回の目的は、種蒔き!
なす(★*1ローザビアンカ/★ジャパニーズピクリング)
ハーブ(★タイム/★チャービル)
トマト(☆*2★ベルナーロゼ)
トウモロコシ(☆★ゴールデンパンタム)
を蒔きました。

冬の間はカチコチに凍ってしまった土ですが、機械を入れずに、鍬で耕し10センチくらいの深さで混ぜました。

自然農法では「不耕起」が原則ですが、畑の表層には去年の大根の葉っぱや、新しく芽をだした草がにょきにょき、、
そのまま植えるより、少し混ぜてみよう!とメンバーで話し合って決めました。
↓緑の畑

↓土の中から、つくし。育って、「スギナ」という草になります。

さて、今年はうまく育つかな・・?
「何事もチャレンジ」の精神です。


ほうれん草が食べられるので収穫、宿で茹でてもらったり、お土産にもしました。
まだたくさんありますので、このまま花になって種になるのを観察したいと思います。
↓真っ赤な根っこ!日本ほうれん草という種類です。これが、とても甘い!

↓ほうれん草の花です。


畑の他には、お餅つき、温泉、カタクリの花観察などをしました。
雨が心配されていましたが、2日目は晴れ間も見え、畑しごとには差し支えなく過ごすことが出来ました。

太陽に感謝です。
山の桜は満開、フキやセリ、フキノトウなどを美味しくいただきました。


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次回の訪問は5月28日(土)ー29日(日)です。
畑で種の春蒔きの続きの他、棚田で田植え体験もあり。ふるってご参加下さいませ。

*1:★の付く種は、たねの森野口のタネで購入した農薬や化学肥料を使わずに栽培・採種されたオーガニックの自家採種可能な固定種です。一般に流通している種子のほとんどは交配種(F1とも呼ばれます)で、生育旺盛かつ均一に育つ特長を持つ一方、農薬・化学肥料の使用が前提あるいは推奨されているものが多く、また種子を自家採種しても翌年は同じものができません。

*2:☆の付く種は、昨年蒔いた種から自家採種したものを蒔きました。